我が家では全館空調のパッシブエアコンというものを入れています。
全館空調ってやっぱり快適なんですけど、天井に付いてる吹き出し口から出る風が意外と当たるんですよね。それが良くも悪くも気になってます。
職場に同じ工務店で建てた先輩がいるので聞いてみたんですが、吹き出し口の位置まで指定していたらしくその手があったか!と衝撃を受けました。
それでは、より快適に住むためにはどうすればよかったのか考えてみましたのでご参考までに。
全館空調の吹き出し口
我が家の空調の吹き出し口は全部で6つあります。
2.キッチン
3.リビング
4.リビングの掘りゴタツ
5.寝室
6.床下
何がダメだったのか・・・
不満の原因
寝室の問題は2個あります。
2.乾燥
どうしてこうなるのか?
ひとつは部屋の大きさによるみたいです。
部屋の大きさが原因?
寝室の大きさは5.5畳くらいの小さめにしてます。
そのために暖房の効きが他の部屋に比べて強いようです。
試しに子供部屋(9畳くらい)で寝たこともあるんですが、暖房も強すぎずでちょうどよかったです。
なので、暖房の効きはこの小さい部屋が要因のひとつと考えられます。
でもだからといって寝室に吹き出し口をつけないということは考えられないので、暖房の効きを弱める手段を考えました。
それは、1つのダクトからつながってる吹き出し口を増やすこと。
パッシブエアコンの取説より
この画像の奥側のダクトにホースがつながっていて各部屋に送り出されます。
吹き出し口を増やす?
そもそもパッシブエアコンには3つのダクトがあって、それぞれの部屋に設置された吹き出し口に接続されています。
パッシブエアコンの取説より
我が家の場合・・・
つまり、最初からどの部屋にダクトがつながるのかを確認することが必要でした。
唯一指定した吹き出し口
我が家でひとつだけ位置を指定した場所があります。
それは“掘りゴタツ”です。
ここは本当につけてよかったです。あったかい。
あと乾燥機で乾ききらなかったトレーナーとか上靴とか一晩置いておくとしっかり乾いてくれるので助かってます。
元々タタミの小上がりにしたいという要望があったのを設計さんが掘りごたつを提案してくれて、ならばここに吹き出し口つけたらめっちゃ良くない?と実現したものです。
ちなみに木枠を外してタタミを乗せることもできます。
オススメの吹き出し口の位置
全館空調といえど温度差が割とありまして・・・我が家の場合吹き出し口のないダイニングと脱衣場あたりは少しひんやりします。
特に人の集まるLDKは必須と言えるほどオススメです。
また吹き抜けがある場合暖気が2階に上がってしまい寒くなりがちです。
シーリングファンを付けられれば対策ができますが、無い場合は寒い方向に向けられるように吹き出し口を設ければ幾分か良いはずです。
窓の近くに設けるのも良いです。窓からの冷気をシャットアウトできます。
うちの寝室もそうですが天井ではなく壁から出すのも良いです。
風が直接当たらないで部屋を温めることができます。
まとめ
最後まで読んでいただいた方ありがとうございました。
この記事を書くにあたって図面を探しまくりましたがパッシブエアコンのダクトに関するものはなくて一体どうやって吹き出し口の位置とか決めてるんだろうって思いました。
現在設計段階の方や全館空調を考えている方は考えることがたくさんあって大変だとは思いますが、どこの部屋にどう配置するかまで考えると万全です。
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