今回は、前回の続きで設計から着工までを紹介していきたいと思います。
着工までの流れ
①設計ヒアリング/プレゼンテーション
担当の設計士さんに要望を伝えます。
我が家で言えば、最初の打ち合わせで「たたき台」として出された間取り図面を見ながら要望を伝えました。
・小上がりのタタミコーナーがほしい。
・玄関土間を広くとってロードバイクを置きたい。
・キッチンはフルフラットでガスコンロがいい。
・脱衣と洗面は分けたい。
・平屋+ロフトがいい。もしくは、子供部屋だけ2Fへ。
・洗濯機+乾太くんで少し干せるスペースがほしい。etc…
こんな感じでした。
あと、例えば掃除機はスティックタイプを使っているからここになおしましょうかみたいな、日常の使い勝手を考えた提案もしてくれました。
ここで伝えた要望を図面に落とし込んだ上で次の打ち合わせに進んでいきます。
②建物契約
図面打ち合わせと同時進行で、設計ヒアリング/プレゼンテーションで提案された図面が気に入って安成工務店で建てたい!と決まればさっそく建物契約を交わします。
建物契約したときは、担当営業だった廣瀬店長に山口支店の事務所に併設されているジェラートをいただきました。ごちそうさまでした!
③図面打ち合わせ
建物契約を終え、全部で4~5回程度設計士さんとともに間取り図面を詰めていきます。
我が家では、結局9回くらい間取りに関して打ち合わせをしていただきました。
要望を叶えたうえで総額を安くしたいので、平屋+ロフトで考えていた元々のプランとは別に2階建てプランや平屋プランなどなど図面をひいていただきました…設計士さんにはだいぶわがままを聞いていただいたと思いますお世話になりました。
④住宅設備(キッチン等)展示場回り
住宅設備=住設はキッチン・浴室・トイレ・洗面といった設備のことで、各メーカーの展示場を見て回り選定してゆきます。
我が家が提案されたときの標準住設はこちらでした。
キッチン:タカラ/オフェリア フルフラットステンレス天板(バイブレーション加工)
浴室:TOTO/サザナ
トイレ:TOTO/ネオレスト
洗面:タカラ/エリシオ
展示場回りには間取り図面が必要になりますので、間取りが確定したら担当設計士さんに予約を取ってもらいましょう。できる限りいろいろなメーカーの展示場を回って、実際に見たり触ったりすることをおすすめします。
キッチンでは、シンクや蛇口の形状、食洗器のメーカーを三菱→パナソニックに変更し、さらに浅型→深型に変更しました。
浴室では、小さい浴室モデルを見ながら配色を試しました。ラックや浴槽の手すり、タオルバーなどを減らしコストを抑え、余計な掃除を増やさないようにしました。
トイレは、泡洗浄を使ってみたかったというのもありますが、値段的なところでパナソニックに変更。
洗面は、半分造作することになったところでタイルを入れようという話でしたが、タカラのエリシオではできませんでした。パナソニックであれば、造作を組み合わせたプランでも可能で、かつコストを抑えることができたので変更になりました。
結果、我が家の住設はこちらになりました。
キッチン:タカラ/オフェリア フルフラットステンレス天板(バイブレーション加工)
浴室:TOTO/サザナ
トイレ:パナソニック/アラウーノ に変更
洗面:パナソニック/ラシス 半造作に変更
④土地決済
だいたい照明やコンセントなどの打ち合わせが落ち着いてきたころ、休みを合わせて土地決済へ。
お日柄の良い日を選んで、朝イチ銀行にお金を振り込んで振り込みの連絡をして…といった感じであまり記憶にございません笑
⑤地鎮祭/着工式
この日は神社で地鎮祭→現地で砂撒く→ネンリエに移動して打ち合わせ→そのまま着工式といった感じで忙しい一日でした。
着工式では、担当してもらえる大工さんや左官屋さん他、我が家の建築に携わる職人さんが集まって施主としてあいさつをします。人前で話すのは苦手なので緊張しました…
ここまで進めば、つぎはいよいよ着工です。
今までたくさん考えてきたプランがあれよあれよと形になっていきます。着工してからも照明などは変更できるものもありますが、間取りなどできないものももちろんあります。
後悔ないようにできる限り熟考しましょう。
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