後悔した照明プラン・・・こうすればよかった！を紹介します

前回はうまくいった照明を紹介しましたので、今回は住んでから分かった【うまくいかなかった照明】を紹介しようと思います。家づくりのための参考になれば幸いです。

うまくいかなかった照明

提案された照明でこれはうまくいかなかったというのが3つありました。

1つめはキッチンの照明。
2つめはダイニングの照明。
3つめは階段の照明です。

キッチンの照明

こんな感じで、キッチンの直上にダウンライトが5つ設置されています。キッチンはもちろん明るいのですが・・・キッチン前がライトが無くて暗くなってしまっています。

赤で○されているあたりにダウンライトがあれば、キッチンとダイニングの間の通路で当たる部分が暗いと感じることはなかったんじゃないかなと思いました。

キッチンの照明プランでは確か1回くらい照明が足りないんじゃないかと聞いたと思うので、住んでからやっぱり暗いと分かり後悔です・・・

失敗した考えられる原因は？

失敗した原因はダウンライトの照射範囲の狭さ=指向性を甘く見ていたというところかと思います。

ダウンライト照明は失敗例が多いようで、やはり原因は照射範囲の狭さによって明るさが足りなくなるというものです。

ダウンライトの一灯あたりの光量がそれほど大きくなく、60W用で「約1～2畳」程度でシーリングライトの代わりとすると多くのダウンライトが必要となります。

改善策は？

60W用で「約1～2畳」程度という基準で考えると、このキッチン前スペースは１畳の幅はあるのでダウンライト2灯～3灯は必要だったのかなと思いました。

ダイニングの照明

ダイニングには回転もする可動式スポットライトが計3個ついています。
可動式にしている理由は、このスポットライトを回転させて上を向けることで吹き抜けの勾配天井に光を当てて空間に広がりを持たせることができるからです。

最初の照明プランではかなりハイパワーのブラケットライトを1つつけることで、天井もダイニングテーブルも照らせるようになっていましたが、妻が「蛍光灯みたい」とか言って却下されました…

これらのことから、我が家の吹き抜けダイニングの照明のポイントとしては上下を照らせる広角でハイパワーなものであることがわかりました。

しかし、実際は中途半端な結果になってしまい…天井を照らせば下が暗いし、下を照らせば天井が暗いしといった感じです。

失敗した原因は？

大元の原因は照明を変更したところにあると思います。
また、変更した後に光量が足りないかもしれないと思って天井部分にダウンライトを追加した方が良いのではと提案したところ、「メンテナンス・交換時に大変」みたいな理由で却下されました。今考えれば、押し通すべきだったと後悔しています。

まとめると、プラン変更したことで光量が足りなくなったため失敗してしまいました。

改善策は？

照明を変更することは致し方ないとして、やはり光量を補うためにダウンライトを足すことが必要だったと思いました。
もし、天井に付けるとメンテナンスうんぬん云うなら反対側の同じ高さにスポットライトを足せばよかったかなと思いました。

階段の照明

ここはロフトに上がる階段の照明です。実は、施主支給品で楽天市場あたりで購入し設置だけお願いした照明になります。

これを設置してもらったときは電球を買い忘れていて、そのまま完成見学会を迎えてしまいました…
ですが、当日行ってみれば電球がついているじゃありませんか！しかも、電球付いたまま引き渡し。なんともありがたい話です。こういうところサービス良いですよね安成さん。ありがとうございます！

ただ、写真を見てわかる通り梁に見事にカブってみえます。設置してもらってから気づきましたが、せっかくネットで探して安くかわいいのをつけてもらったのに残念です。

失敗した原因は？

この照明は施主支給品だったため、工事中は配線のコードがはみ出ている状態でイメージできなかったことや、平面図では高さの想像ができないためと思いました。

これはあるあるだと思うんですけど、平面図で照明だったりコンセントの位置を確認しているけど実際完成したら高さがおかしいことになっているというやつですね。まさにこの現象にやられました。

実は、玄関外のポーチライトも同じ現象に陥っていて、なぜか目線の高さにポーチライトが来ることになっていて眩しい…

改善策は？

完成してから取付位置の高さがおかしいとなっても直すのは難しいと思うので、平面図上で気づくしかないと思いますが、改善策らしい策は思いつきません…なにかいい案があればぜひ教えていただきたいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。特に致命的なミスはないと思うので取付位置を直したりライトを追加したりはしませんが、こうすればよかったと思ったときには建築中に気づいていればと後悔しました。

自分のイメージに合った家づくりができるように、よく確認したり相談することをお勧めします。

※うまくいった照明についての記事もアップしてますのでよかったらどうぞ。