坪単価100万越え!?の安成工務店で2000万円台を狙えるか考察してみた。

プロモーションを含みます。

我が家では、初めての見積もりから最終見積もりまで一度も3000万を切ることはできませんでしたが、建てたあとで気づいたことを考慮したらもう少し金額を削れたかなと思って書き出してみることにしました。
ちなみに、うちは29坪で税抜き3200万くらいでした。高くつきましたね・・・フゥ

目次

結果

初期費用を抑えることを第一に考えてます。

結果からいきますと・・・

床面積を削るのがいちばん効果的。

これは、床面積を減らす=坪数を減らすということで、安成工務店で言えば1坪減らすごとに100万単位で減額が可能です。

家の形状をシンプルにする。

つまり、真四角の形状にした総2階四角の形状にした平屋で考えることです。
これは、工程が複雑にならないことや面積が少なく済むために減額が可能です。

真四角の形状にするためにはさきに敷地の形状を考慮しておく必要がありますので、土地を購入される際は注意が必要です。

私たちが購入した土地は細長い形状をしていたため当然真四角とはならず、細長い家になりました。結果、壁の面積が増えたりして若干割高になりました。

外構業者を何社か見積もる

安成工務店山口支店では【坂本造園】さんにほとんど外構を任せています。坂本造園さんに外構を依頼できるのが山口支店の強みでもあります。造園と名がついていますが、造園部分だけでなくフェンスや駐車場などの一般的な外構工事全般を担ってくれます。

我が家でも流れに乗って全部をお任せするように考えていましたが、造園部分に関してはもちろん坂本造園さん直々に施工なさるんでしょうけれど、フェンスや土間コンは別の業者に任せることになりマージンが発生すると考えました。
そうなると全体的な値段で見ると高くつくのでは?となり、主に造園部分のみ坂本造園さんにお願いすることにしました。

駐車場の土間コンやカーポート、フェンスは他社で依頼をし、結果予算を抑えることができました。坂本造園さんの素敵なお庭にも満足しています。

駐車場にカーポートをつけたりや土間コンを敷きたいなどの要望がある場合、予想外に予算は膨らんできます。予算を抑えることを第一に考える場合、坂本造園さんと他社さんに見積もってもらうなどした方が適正価格がわかってくるかと思います。

造園に興味がない、シンプルな外構で十分という方は思い切ってすべてを他社で依頼することもありです。造園もパッシブデザインの一部なので異例中の異例だと言われると思います。うちも言われました。

その場合、信頼できる外構業者を選べるかどうかは自己責任になりますので注意が必要です。私は当初外構業者選びに失敗して苦労しましたのでまた別記事で述べたいと思います。

無料で外構プランの作成やアドバイスをしてくれるサービスもあります。
リフォームとなってますがもちろん新築でも利用できます。

OMソーラー等つけない 

初期費用を考えるとOMソーラーやパッシブエアコンは外した方が良いと思います。
もちろん長い目で考えるとこれらの設備をつけるメリットは大きいです。

ただ、我が家ではパッシブエアコンを採用し太陽光発電と合わせて250万ほど予算に計上しています。
なぜ初期費用を抑えたいのに付けたのかというと、エアコンというのは必須設備なうえに家に何台も購入しなければなりません。
そして何台も掃除をしたりフィルターをつけたり。
さらに室外機もその分必要になります。
でもパッシブエアコンなら掃除は1台分だけだし、年に2~3回のフィルター掃除だけで済みます。
室外機も1台だけで省スペース。そして家じゅう快適。

これらの天秤にかけて、パッシブエアコンの初期費用は未来への投資として考え採用しました。

実際に減額調整としてやったこと

外構業者に関してはもちろんですが、他にも色々と減額調整としてやってみたことがあるのでご紹介します。

細かい削りどころ

  1. 引き出しの数を減らす/扉をなくす
    →オープン棚、暖簾やカーテン、ロールスクリーンで対応。
  2. 木の内装を壁紙にする
    →クローゼットの杉材を壁紙に変更。
  3. ウッドブラインドやプリーツカーテンを自分で用意し付ける
    →うちの場合、LDK以外は自分で用意(楽天等で購入)して自分でつける。
  4. 家具ショップ(エコショップCOM)で勢いで買わない
    →同じものをネットで探す。オーダー家具でも安く作れるところを探す。
  5. キッチン造作と組み合わせない
    →既成サイズにする。造作にする場合も引き出しの数を減らすなど工夫。
  6. キッチンがタカラの場合はシンクのランクを下げる
    ユーティリティシンク→Zシンクで減額。
  7. 横滑り窓は高い
    →開けなさそうな窓はFIX窓にする。FIXは変形でも意外と安いのでオススメ。
  8. ロフトの内装をつけない
    →気にならない場所の内装は仕上げずそのままにする。
  9. 子供部屋は珪藻土にしない。
    →紙クロスにする。クローゼットは扉をつけずオープン収納かロールスクリーン。
  10. 風呂の付属品はつけない
    →そのかわり磁着やTOWERの製品で代用する。
  11. トイレ内の手洗いはつけない。
    →洗面と一緒にする。
  12. 住設を他メーカーも検討
    トイレや洗面をTOTOからPanasonicへ変更するなど。
  13. テレビアンテナをつける
    ケーブルテレビは固定費高いので地デジアンテナつける
    我が家は固定具のみ付けてもらい、自分でアンテナを設置。
  14. 外収納は機械室とシューズクロークで代用
    機械室に収納ラックをおいて収納力を上げて活用
  15. ガーデンパンは施主支給
    目立つところに置くおしゃれなものは施主支給で設置。

効果が薄かったところ

やってみたけど効果が薄かった。または、大変なだけだったというようなものを挙げました。

  • 窓のサイズ変更
    ワンサイズ下げました。減額幅が少なかったです。
  • カーテンレール取付
    大変でした・・・ビスを打ち込む場所も探り探りでお願いするのが無難です。
    もしくは、ロールスクリーンなどのほうが簡単です。
  • 扉に張り付ける鏡
    全身が見える姿見鏡を建具に張り付けてもらう計画にしていましたが、減額のために削りました。
    結果的に2万ほど減額になったと思いますが、自分でやると出来良くない可能性も。
    ドアとのクリアランスを考えたり張り付けのことを考えたり余計な手間がありません。
    カーテンレール同様つけてもらうのが無難です。
  • 照明の施主支給
    玄関や階段上の照明、カフェスペースの照明を施主支給にしました。
    好きな照明を選べるのは良いですが、減額という面ではあまり効果はなかったかなという感じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上が我が家(特に奥さん)が色々と減額調整をやってみたことに基づいて導き出した結論です。
僕たちが建てたころより今はさらに建築費用が何割か高くなっているので、なかなか2000万台にのせようというのはかなり難しいと思いますが、それでも僕たちがやった減額調整は効果が多少なりともあると思います。
良ければご検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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この記事を書いた人

私は病院勤務の30代。妻は5歳と3歳の息子に翻弄される主婦。

東京から妻の地元の山口県に移住して5年。念願のマイホームを建てることができ、安成OBとして更に良い家を建てて欲しいという思いからブログをはじめました。

安成工務店で建築・2022年入居
総坪:29坪/吹き抜け:有/サッシ:リクシル サーモスX/Ua値:0.46/省エネ基準における地域区分:6地域/断熱性能:HEAT20 G2/発電:長州3.92kw

コメント

コメント一覧 (3件)

  • はじめまして。
    安成工務店に魅力を感じていますが
    価格面が心配でしたので、参考になりました。
    地方の工務店でネットでの情報も少ないので
    これからも記事投稿を楽しみにしています。

    1点質問をさせて下さい。
    記事中の価格はどこまで含んだものでしょうか?
    お時間のあるときにご回答頂けると幸いです。

    • コメントありがとうございます。ブログ更新の励みになります。
      記事中にある「税抜3200万」は、建物本体工事の価格です。
      他に、土地代金・外構費用・諸費用(印紙代・手数料・登記費用など)を加算した額が総合計になります。
      実際に外構はおおむね250万ほど、諸費用は150万円ほどかかっていますので金額は予想より膨らんでしまいました。
      参考にしていただければ幸いです。

      • ご回答頂きありがとうございました。
        予算は超えてしまいそうですが、
        記事を参考にうまくコストカットできれば
        私でもなんとかなりそうです。

        今後も記事更新楽しみにしています。

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